「学歴詐称」は、してないです(笑)

 本日で53になりました。タランティーノも松本人志もKONISHIKIも宮根誠二もワタシも53です。おめでとう!!パチパチパチパチ!!!ふー。

 
 とまあ、誕生日が目出たい歳もとっくに越えましたので、前回からの予告通り、本日からシリーズで、「これは(野暮ったいとはいえ)一応、自分の口からキチンと言っておいた方が良いな」という事を厳選して書き終えたあと、「無料で見れる/読める」という世界から消えようと思います。テキストコンテンツのご提供は、今後有料世界のみとなりますのでご了承ください。
 

 と、さて1番目は

 
「学歴詐称」


 についてです。(*オタクの皆さんにお願い1/ワタシに対して未だに「学歴詐称」を明記している人がいたらーーいるでしょうけどーーお手数ですがココを教えてあげて下さると大変助かります)
 

 <先に結論を申し上げると>
 

 「学歴詐称」なんて大仕事は勿論していませんが、一部の皆さんが「菊地は学歴詐称をしている」というガセネタをしっかりと握りしめていらっしゃる事を、遅まきながら最近知り ↓

 
(ショーンK氏の学歴詐称事件の時に「最近、ラジオでファンになったんでいろいろ調べていたら、ネットに菊地さんが学歴詐称していると書いてあってショックなんですが、本当ですか?」というメールを下さり、「うおー、そんなにこの話、発育していたのか、すげえなあ(笑)」とか思いながらも、「はい、しています。本当はハーバードでメンタリズムの学科を出ているんですが、高卒と詐称しているんです。スプーンは曲がりますよ誰でも簡単に」と返信したら、レスが来なくなっちゃった・笑)

 
 まあ、本当は何にも言わずに泳がせておくのが粋だと思うんですが、ネットによる風評被害(懐かしいなあこの言葉)というのは、ファックながら大変な影響力があるという事は否定できず、放置はSONYにも我が社にもよくありませんし(自分でも嫌なんですけどね、こんな役員感覚)、この機会(53歳の誕生日・笑)に事の次第をはっきりさせようと思うに至った訳です。

 
 それに、この件に関して、ですが、えー。はっきりと身に覚えがあるからです(←あくまでもガセネタが流通する原因と成った、であろう、と推察される素材に関して、ですよ。最近は、ここまで読んだだけで「はい自白しました」ぐらい書き広めるキチガイでいっぱいですからなあネッ都という都は)。

 
         *   *   *   *   *
 

    <発端(けっこうな昔話)>

 
 えー、先ずはご面倒おかけしますが、時計の針を13年前に戻して頂きたい。2003年です。
 
 イラク戦争が開戦し、iTunesがアメリカで始まり、マイケルが性的虐待容疑で逮捕され、 Mac OS X v10.3 Pantherが発売された年です。といってもピンと来ないかも、ですね。<まだミクシィもSNSもなく、Amazonはぜんぜん黎明期で、2ちゃんねるが最初のピークを迎えていた時期(以上総て、ウィキペディアより)>といえば、もうちょっとリアリティ出ますかね。
 

 ワタシはこの年に「スペインの宇宙食」という本によって、チンケなサブカルのスターみたいな事に成りました。

 
 既に02年の「SWIM」というサイトが不安神経症の治療日記になっていて、当時からワタシの日記を、心酔とか忘我とかいったレヴェルで読んでいた読者も多かったのですが、そういった「ネットに書いた事」をまとめた書籍、の走り、としての「スペインの宇宙食」のインパクトは、自分で言うのもナンですが物凄く、狂信的な、つまりキチガイのファンとかライターとかを量産しました。

 
 もう一回確認しておきますが2003年です。しつこいようですが2ちゃんねるはあったけど、ミクシィはなく、SNSなんて夢のまた夢、ワタシは「アナタがインターネットに書いた事をまとめて本にしませんか?」と小学館に言われた時、げらげら笑いながら「新手の詐欺が来た」と知人に言いました。本当に、牧歌的な良い時代です。

 
 ま、それは兎も角、とにかく物凄かったのは、出版されるや否や、取材やインタビューと称して、上はちゃんとした出版社の編集者から、下は、ペナペナの手製名刺を持った(あいつらこそ「職業詐称」だと思うんですが・笑)自称「ライター」が、すんげえいっぱい訊ねて来た事です。

 
 そして、どう高く見積もっても、彼等の取材目的は、一流出版社の編集者と言わず、狂信という病が発症させた自称ライターと言わず、全員が、「ワタシに会いたいだけ」だったと思います。

 
 当時ワタシはステイミュージックという事務所に所属しており、第二期スパンクハッピーというバンドとDCPRG(現dCprG)というバンドがカルト的(懐かしいなー。この言葉2)な人気があったぐらいで、インタビューなんて、音楽誌とクイックジャパン以外の雑誌や出版社からほとんど受けた事がありませんでした。

 
 それが、ほぼ毎日インタビューがある。という状況に成ったんです。そして、瞳孔が開きすぎて目が真っ白に成っている「自称ライター」達は、とにかく長居しました。まあまあ、話しても話しても帰らないわけ(笑)。彼等はワタシの自伝でも出版する気だろうとしか思えませんでした。

 
 「スペインの宇宙食」は、厳密には03年の10月に出るんですが、翌年にはワタシ、今よりずうっと影響力の強かった「情熱大陸」に出るので、03年の10月~12月と、04年一杯、都合たったの14ヶ月で、インタビューは、少なく見積もっても500件以上あったと思います。

 
 あんなに自分の半生を他人に興味持たれた年は無いですね(笑)。二度とないでしょう。

 
 ワタシは、コメカミに銃口を当てられて、今からすぐ書け、はいスタート。と言われたら、いつでも半生記が書けます。この14ヶ月間で、500回以上、同じ事を喋らされたから、もう、完全に憶えちゃってるわけ。


 そして、彼等の殆どが、現在ではインタビュー用の道具として当たり前の、小型録音機を持っていませんでした、というか、あれが一般化する遥か前です。

 
 ということは、話しを聞いて、自分でノートに書き込む訳ね(笑)。

 
「ええウッソー(笑)03年で?」と仰る方も多いでしょう。でも、ホントなのよ。ワタシは2003年と2004年の事は一生忘れないですよ(あと、多くの新聞社は、基本的に今でも録音機は回しません・何でだか知らないけど)。

 
   <そのうちの1人は(他意はありませんが)女性で>

 


 重ねて他意はありませんが、ふっくらした方でしたね。ワタシの声を聞いて、手が震えたり、涙ぐんだりしておられまして、しかも、しつこいようですけど、ノートに手書きです(笑)。


 もし、「あ、それアタシだ」という自覚がある方。現在、どこで何をされているか全く解りませんが、是非、連絡ください。クレーム付けるとかではないです。


 この話(「学歴詐称」と言われる素材であろうこと、について)が痛恨なのは、彼女が何の媒体の、何のページの為に来て、何でワタシのプロフィールを、ネットに上げたのか、ぜんぶ忘れちゃってるし、一切記録が残っていない事、なんですよね。(*オタクの皆さんにお願い2/「これじゃねえの」みたいな素材があったらご教示ください。謝礼させて頂きます)。


 言うまでもなく、彼女も勿論、ワタシの評伝作家たらん、<瞳孔広げっ放しの人々>の1人でした。
 

 「スペインの宇宙食」は、今で言うブログ本でありながら(「ブログ」という言葉すらまだありませんでしたが)マルチコンテンツというか、いろんな内容が入っています。


 中には「自伝的」なコンテンツも含まれており、その中で「子供の頃、実家の店番をしていて、ケンカばかり観て育った」「ストリップ小屋に出前に行き、中年のストリッパーにいたずらされそうになって、ゲロ吐いて逃げた」というエピソードは、多くの人をフックしたと思います。何せ後にNHKでテレビ化されたんだから(「わたしがこどもだったころ」という番組でした)。


 しかし、伝記作家たらん彼女は、更にその先、その先の先、つまり、産まれてから今日(2003年か4年)までの事を、ひとつ残らず、全部聴きたい。ぐらいの勢いで、瞳孔を開いたまま、涙ぐんだり手を震えさせつつも、どんだけ話しでも、全然かえんないわけ(笑)。


 ワタシは御存知の通り、出も育ちも、お世辞にもよろしいとは言えず、勉強は未だにさっぱりです。しかし、歓楽街ストリートの知恵がクソほどあったので、「狂信者」という存在の意味や行動様式は、ガキの頃からよく知っています。


 なので「まあ、この人、帰らないわな。刺激しない様にしよう」と、ウザイ半分、面白半分、諦め半分で、マメにお茶出したりしながら、スクイーズされる様に、全部話しました。


 ワタシは暇だったんです、今よりずーーーーーっと。


 そして彼女は、以下の事を聞き出して、総てノートに書き写しました。

 
 古くからの御贔屓ならば、総て知っている事、そして、ココ最近のラジオ新規の方ならば「へー、そうだったの。びっくり」という逸話もあるかもしれません。それらは、総て、本当の話でした。


 「そんなん当たり前じゃん。インタビューなんだから」と仰るかもしれませんが、その頃のワタシは今よりも遥かにおおらかなホラ吹きで、飲み屋なんかで面白がってエピソードを盛ったりするのに一切何の抵抗もないタイプでしたし、増してや、ウインドウズ95前の、牧歌的だった「インターネットというメディア」に対しては

 
<どうせこんなもん何の裏付けも無い、無法地帯の獣道なんだから(DCPRGのwikiに「海外公演多数」と書いてあったり→1回も無い。北海道にすら行った事ない。ワタシのwikiにアニメ関係の仕事とスパンクハッピーの事しか書いてなかったり→どういう方が書いたかボロ解り。していた時代です)、公式性/公明性を持つメディアだなんてひとつも思っておらず、「インタネ(懐かしいなーこの言葉3)なんかに、真面目にホントの話なんかするのは勿体ない」>


 ぐらいの感覚だったんです。


 とはいえ、基本的に、この感覚は現在でも変わっていません。皆さんは、どうでしたか?現在のそれはともかく、03年のインターネットって。っていうか思い出せる?


 とまあ、それは兎も角、そのときワタシは、狂信者は危なっかしいわ、ワタシ自身が、精神分析治療の最中で、我ながら真面目すぎるぐらい真面目に、ホントの事ばかりを話したんです。


 以下、箇条書きなれど、すごく長くなりますが、これは勿論、読む方をウンザリさせるのが目的じゃありません。次の伏線に成っているので、全部読む必要は全然ないですから、面倒な人はスキップして下さい。
 

1)母親の臍の緒が首を絞め、呼吸困難の逆子として、窒息して生まれて来た(アンダーウォーターフェチの原典)。産婆が思いっきりケツを叩き、2分後に爆発的に泣き出した。

2) 実家は映画館に挟まれていた。母方は寿司屋、父方は料亭。実家はそれをカジュアライズした食堂兼割烹の様な、結局夜は飲み屋。

3) 泣くと母親が映画館に連れ込み、そうすると何故か泣き止むので、幼児期から映画館に顔パスで入っていた

4)3代続いた大衆料亭を継いだ、商才は無いが、無茶苦茶イケメンだった親父が、店を潰しそうに成る恐怖から、おかしくなり、ワタシは幼稚園児の頃から、昼の出前、夜中の店番をさせられた(ネグレクトの症状)。

5)そこで、タランティーノどころではないエゲツない喧嘩を毎晩見た(ここは「スペイン」既出)

6) あんな喧嘩があった、こんな喧嘩があった、こんな客がいた。といった、この次期全部を話させられるぐらいのエピソードトークを50個ぐらい(「スペイン」は、中でも一番文学的なものを一個紹介しただけ)言わされる。

7)不在の兄貴の部屋で、はじめてレコード盤という(これ有名エピなんで略)

8) 母親の妹は太平洋戦争の直前から直後にかけて精神分裂病に罹患し、しかも生来、片足に障害があった(自分が始めた観た「女性の裸体」はこの人のもの)。

9)この人(元気で存命中)が、ワタシの育ての母に成る。理由は、いよいよ店を潰す恐怖からおかしくなった父親がネグレクトを悪化させた上に、共依存的に愛し合っていた実母と症状を完成させたので。

10) 店員も雇わず、ずっと小学生が1人だけで、1日中店番をさせられた。自分達はぴったりくっついて上階の調理場にいるのである(実母は不安症で、父親の浮気を60年以上心配し続け、認知症に成る事で、やっと解放される)。育ての母との擬似親子関係は僅か10年弱だったが(風呂や食事や散歩などを、ずっと二人っきりでさせられる)、彼女は後に、やはり障害がある方と結婚、ワタシは実母との暮らしに戻されるが、その頃は中学生で、童貞ですら無かった。

11) そんな中、中学入学時に買ってもらったステレオセットに耽溺し、クラシック音楽に触れ、中学の吹奏楽部にトランペットとして入部し、2年でファゴットに転向、3年で部長になるも、がコンクールの成績がひどく、ほとんどいかなくなり、市の交響楽団に出入りし始める。

12) 高校は普通科だが、授業中は殆ど寝ていたか(当時から夜行性で、寝るのが5時とか6時とかだったので)、さぼって煙草を吸っていたか、ジャズ喫茶に通っていた。思い出せば思い出すほど、自分は実質上の中卒だと思う。

13) 当時は「コピーライターブーム」で、「コレならオレも出来そう」と思ったワタシは、大学の文学部を卒業し、広告屋に入るべく、上京する。

14)とはいえそんなバカが大学なんか受かる訳がなく、上京して早稲田予備校に通うも、1年間で、授業に出たのは3回。ディスコ通いやライブハウス通い、デートやセックスに忙しく、何度か予備校からコーションを受け、実母が半ば(予備校に)謝りに来た事もあった。

15) 当然、大学受験は総て落ちた。唯一合格したのは、東京都内でもない近郊都市にある、誰も知らない、滑り止め用の3流大学だけ。

16)それでも、銚子に帰るのだけは(二浪はさせてくれなかった=金がないので=もうこの頃は店が潰れていた)絶対に嫌なので、その大学に入学手続きをし、オリエンテーションに行った。

17) その日、生まれて初めてのパニック発作に見舞われる(インタビュー当時、まだパニック障害には成っていない)。日本中から集まった、ハイに成った地方の人々のパワーに当てられたか、よほどその大学が嫌だったか。過換気を起こして上半身をはだけながら校門を出、公衆電話で「この大学には入れない」と実家に伝える。

18)尋常成らざる様子に当てたれ、何とか許されたものの、そのままでと家を継がされる。苦肉の作で、その年に立ち上がった母校(これが、所謂「履歴書」的な最終学歴)「メーザーハウス」に入学、入試も無い、ポピュラーミュージックの専門学校。当時は「スタジオミュージシャンブーム」でもあり、ああそうか、「ここを出て手に職を付ける」と言えば逃れられるだろう。

19) しかし入学には楽器が要る。出来そうだったのは管楽器だけだったのでサックスを購入、サックス科に入る。楽器代は、当時長者番付1位の名を欲しいままにしていた小説家の菊地秀行先生(彼は、店を潰した父親のサポートを200%行っても、痛くも痒くもない年収だった)が一括でくれた。

20)そして、高校のときの親友かつジャズ仲間のSという男が上智大学に入学し、ジャズ研に入ったと知り、以後、専門学校でジャズを習い、上智のジャズ研に忍び込み、という二重生活が始まる。「メーザーハウス」は3年でドクター過程を終了、しかし上智のジャズ研にはその後も3~4年通い続ける。


 と、まだ、たったの20項目ですが、今回必要なのはここまでなので、ここで止めます。

 

 実際はこのあとの、「サックスで初仕事→山下洋輔との出会い→ピットイン通い→と、横須賀の米軍基地でデビュー→PC購入(1997)」まで、だいたい126項目ぐらいを、時間で言うと6~7時間かけ、その「自称ライター」女史は持ち帰った訳です。彼女にとってみれば、ですが、「大変なお宝」だったんじゃないでしょうか。


 今でこそ、これらのエピソード群は、何年もかけてあっちゃこっちゃに小出しにして来て、ファンの方なら御存知の事ばかりですが、03年当時、まだワタシのバイオグラフなんて、「スペイン」の中から啜り取る、ぐらいしかなかったあの時期に、この人、まとめて全部、1日で、126項目ゲットしたんだから。しつこいようですが、瞳孔開いたまま、震える手でノートに書いて。

 
 んでまあ当然この人が、多分ネット上だと思うんですが(「少なくとも紙媒体ではない」という意味で)、その126項目をまとめ、ワタシの人物紹介みたいな事をしたんですよ。

 
 しっかしくっっそー、さっきも書きましたが本当に痛恨です。思い出してえなあ。あれ何だったんだろう一体。当時のインターネット界って、まだホント、ジャングルっつうか、開発中の中国郊外みたいな感じだったんで、とにかく憶えていない事が悔やまれるんですが(*オタクの皆さんにお願い/以下同文)、下手するとその人のホームページとかだったかも知れない。

 
 前述の通り、ここが曖昧なんですよね。「ソースは?」の時代(=フランス料理の時代)ですから、このエピソード自体が丸々ウソだと言われたら、もうそれで、今日の話、仕舞いなんですが(笑)。まあ、信じようと信じまいと、取りあえず最後まで読んで頂けると幸いです。
 

 <んで、この先、想像付くと思うんですけど(笑)>


 その人のまとめが、もう、なかなかの仕上がりでして(笑)、父方が寿司屋になっちゃってるのを始め(父=寿司という安易な連想でしょうね・笑)、高校から吹奏楽部とか、育ての母の障害が両足だとか、メーザーハウス中退とか(何でもみんな中退で揃っちゃってる・笑)、まあまあ、瞳孔開いてたからしょうがないよね。としかいいようの無いものだったんです。


 そこにですな


「上智大学に入学するも、オリエンテーションで具合が悪く成り1日で退学。でもジャズ研にだけは通い続けた」


 というのが入ってたの。


 ただ、正直、「アチャー」とすら思いませんでした。それが彼女のアベレイジですし、しつこいようですが、当時も今も、ワタシはインターネット界に公器としての厳正性なんかこれっぽっちも認めていないし、別にいいよデタラメで。ネットなんか。これが新聞とかに載ったら直させるけどね。といった感覚で放置していたんですね。

 
 今はもう、クッソ面倒くせえ時代に成りまして、ラジオで「あの事件何年だっけ?○○頃だと思いますけどね」というだけで、サブがスピード検索して、イヤホンから小声で「1956年です」とか言われて、リズムもヘッタクレも無く、とにかく言い直すんで、曖昧とか勘違いとか適当とか法螺、といった豊潤さがどんどん失われ、パッサパサの世界に成っているんで、嫌々適応してますけどね。って爺の繰り言ですねこんなの(笑)。


 そして、インタビューを受ける様な職種の方だったらどなたも同意見の筈です。インタビュアだとかライターだとかは、おそらく未だに、ジャーナリズムの徒というより遥かに、大なり小なりイマジネーションを持たない小説家ですし、録音機が付く様に成って、彼等の書き起こしのスキルは更に落ちていると思いますが、いかんいかん話が逸れました。

 

 <そして、以下が「身に覚えがある」という根拠なんですが>

 
 ワタシをそのファンタジー小説を、放置どころか、面白半分、めんどくさい半分、何も考えてない半分で、それをまるまるコピペして、母親の事だけ削り、当時のサイトのプロフィールにしばらくそのまま貼っちゃったんですよね(笑)。何の疑問も無かったです(笑)。「アイツが悪い」ぐらいの感じで(笑)。
 

 それに、「自分で自分のプロフを書く」っつうのが、当時、恥ずかしいと思っていたんですよ。「自分はすごい」みたいな事を、自分で書く事になるじゃないですか。今では普通ですけどね。
 

 因に、そのプロフは、1年ぐらい放置したかなあ。後に自分で自分のプロフを書くのが面白く成って、下げました。

 
 と、この段階で
 

 近郊都市にある滑り止めの三流大学(という風に、過去ボロカスに書いてしまっているので、名前を出すのは、当該大学の名誉の為に控えさせて下さい・笑・因みにこないだHPを観たら、メディアなんとか科とか、それらしい科をこしらえて、すごく大きな大学に育っていたので驚きました)にしか合格していなかったのに、上智に合格した(行っちゃいないけどね)というネット上のプロフィールを訂正せず、1年近く放置した、という事実をして<学歴詐称>とするのであれば、ワタシ黒ですね、はっきりと。はーい。

 
 とはいえ、開き直る訳でもなんでもなく、この行為を「学歴詐称」とはワタシ、全く思っていませんし、増してや悪事を働いたとも一切思っていません(悪時だったらもっと100倍働いてますよ。今日も誰にも見えない所で・笑)。
 

 だって「一般的に推測するに、実際より(間違いで)悪く書かれた部分」だっていっぱいあったんだから、まとめてみんな平等に放置ですよ。勿論。
 

 要するに自分がした事は、単に、ネットに対していい加減な対応をしていた、というだけで、これは厳密には「セッション騒動」の現在まで、続いていると思っています。「公開前の映画の悪口を書くのはいけない」なんて知らねえもん(笑)。っていうか、ネットにルールなんかあるの?(笑)この文章だって、菊地成孔が書いたかどうか、何の保証も無いですよ。誰も調べられない。新聞記事だったら調べられるけど。
 

 <ところがですなあ>


 果たしてそのプロフィールを見ると、10人中6~7人が、家が飲み屋とか、両脇が映画館とか、喧嘩のエグいのを観て育ったとか、その他etcみんなすっ飛ばして、「すげえ、上智に入学してオリエンテーションで辞めたんですね!!」という箇所にだけ一点張り、ピラニアみたいに食いついてくる事がわかりました。

 
 「う、何か嫌だなあこの空気。そんなに有り難いの学歴?」とか思いながらも、それでもワタシは更に適当に処していました(もうそのプロフは下げちゃった後だったんですけど)。

 
 「いやいや、あれは変なライターが間違えて書いちゃったの。上智はジャズ研だけだよオレは」と訂正した事もあったし(勿論、コッチのが多かったです)、細かく説明するのが面倒なんで「そうなのよ、オリエンテーションで気持ち悪く成っちゃって」と放置した事も1回や2回じゃないですね。
 

 ただ勿論、「上智に入学して、通っていた(卒業した)」とは、流石に言った事は無いです。そもそもが「実質上、入学すらしていない」というのが前提ですからね。


 再び勿論、マジで神に誓って、「上智大学=偉い」「地方の三流大学=偉くない」なんて全然思ってないです。嫌がらせのメールで「自分を大きく見せようとしている」とか「セコい」って書かれた事があるんですけど(笑)、ホント勘弁して欲しいですよ(笑)。

 
 入りもしなかった大学が○○でなく上智というと、このオレ様が大きく成るの?(笑)どんだけ?(笑・出来たら身長があと10センチ、髪があと2万本ぐらい増えたいですけどね)

 
 それより、こんな素材で「あいつは自分を大きく見せようと<学歴詐称>をした」なんつってる、言葉の意味も解らず熱狂する小学生みたいな人たちや、「上智に入ったのに1日で辞めちゃったんだ。すげえなあ。すげえなあ」って、何回も何回も言い続ける人々のが遥かにセコいですし、「<話しを大きくしている>のはどっちだよ」っちゅう話しですよ(笑)。
 

 <そもそも日本の大学なんて>

 
 特に戦後は、世界の水準から観たら大した事は無く、増してや我らがバブル世代は、大学に入らないと一生棒に振る。という感覚がそもそも無い上に、適当に遊んで暮らしたいだけの躁病質なんだから、自分をデカくしたかったら、まあ、最低でもハーバードぐらいは言いますよね(笑)。「オレとセックスしたら、やりながら発狂するよ。良すぎて」「ライブ来てよ。今まで音楽で経験したことなかった事だけが3時間続くんで」とかは、毎晩言ってました(笑)。

 
 既に、04~5年の講義録である「東大アイラー」にはっきりと書いてありますけど、ウチ等は2人とも高卒なんだけど、面白いイマジネーションと視点を持ってれば東大の先生に成ったり成らなかったりするんだ、っっだちゅうだけの話しです。東大の授業と併行していたラジオ番組「WANTED」でも、はっきりと「ウチら高卒だもんね」と発言している筈です(*オタクの皆さ以下同文)。

 
 後にワタシは大谷クンと一緒に、日本人の学歴差別主義者、抽出的に権威主義者全般のストーカーばりの執念と滑稽さ、悪質さ、醜さを嫌というほど知ることになりますが(「東京大学のアルバートアイラー」というタイトルを、「どうだ、東大だから偉いだろう」と思い込んだ人がどんだけ居た事か。その代表が、寺島靖国とデューク本郷=山口雅也という権威主義で気が狂った二大巨頭ですけど。とにかく顔真っ赤にして激怒したんだよね「東大」という地雷に・笑・寺島クンは早稲田大学を、山口クンは一応、事実上そこそこのアメリカの大学の大学院を出ていますが、そんなん言ったら「ソース」一滴も無いです。自分で自分のwikiに書いてあるだけなんで)、その頃は、二人とも鷹揚で、「東大の教室にアイラー流したら面白い」とか言って、いつもの調子(後にジャズドミューンで炸裂する、あのクソみたいな調子・笑)でゲラゲラ笑っていたのです。
 

 <あとこれも、書くのも馬鹿馬鹿しいですけど>
 

 ワタシは東京大学(文理)/東京藝術大学(楽理)/慶応大学(先端芸術)/国立音楽大学(ジャズ科楽理)の非常勤講師を務めましたが、履歴書に「上智大学入学(もしくは卒業)」なんて書いた事は一度もありません。ってか、メーザーハウスですら書いた事無いです。履歴書は「市立調子高校普通科卒業」でバッチリですよ。普通科でてるんだからね。商業科とは違うんだぞ!!(笑)。

 

 これは調べて頂ければ解りますが、総ての大学からは委託で授業持たせてもらってるんで、、、、とかいうとまた、「自分を大きく」とか言われそうですけど、そうじゃなくて単なる客寄せパンダなんですよ。それはオファーが来た段階から解ってた事なんです。

 
 だから履歴書なんか出す必要も無かったです(出したけどね、大学によっては、形式的に。勿論、最終学歴は「市立銚子高校普通科卒」で決まりですよ・笑)。そして、そんでも構わん。面白く、イマジネーションに溢れた授業が出来るかどうかに、学歴なんか関係あるわけないです。結果は御存知の通りですよ。

 

 っていうか、ワタシの考えでは「学歴詐称」というのは

 
「履歴書に、事実より大きな事書いて、あるいは正規のミーティングの席でその事を一貫して事実であると吹聴する事で仕事取る奴の事」

 
 なんですけどね。大きく間違ってますかねコレ?

 
 ショーンKさんがこれやって、バレて自滅した時、前述の「菊地さんって、学歴詐称しているんでしょうか?」と並び、「あいつと一緒にされてますよwwww2ちゃんで」というタレコミもあって「とうとうそこまで落ちたか2ちゃんねるも(笑)」と思はざるを得ないんですが、とにかくワタシは(そういう意味での)「学歴詐称」なんて大逸れた、そしてケチ臭い事は全くしてません。

 
 それ以前にアナタ、こんな国の大学程度の事をペダンチックに捉える学歴権威主義者だったら、高卒で東大で講義なんかしたら、緊張と歓喜の余り卒倒するか、感動して泣いちゃって授業に成らないですよ(笑)「あー、時間が少し余ったからアース(ウインド&ファイヤー)でも流そう」とかいって、大講堂をディスコみたいにして、隣の教室から怒られてニヤニヤしながら謝ったりしてたんだからコッチは(笑・これは別に「空文化されている大学権威に対するアンチ」とかでもないです。我々はシュールリアリストとダダイストとノンセクトラディカルと人情家の混合体で、楽しくキチガイの振りしたかっただけです。怒ってた学校側の人も、最後は笑ってました)。
 

 大体、そいつが頭が良いかどうかなんて、最短で3分も喋れば解りますよ。そんで充分です。

 
 <まあ、従軍慰安婦問題とか竹島だとか持ち出す気はありませんが>

 
 この件に限らず、「強烈な恨みや他罰行為が、もう生きる糧にしてしまっている人々」は治療した方が良いです。治療したら治るよ。本当に。放置するといじめとかDVとかに発育する可能性あって、怖いですよ。
 

 ワタシを「学歴詐称」って言っても構わない、言いたきゃ好きなだけ言える世の中ですからね。ただ、どんな説明をどんだけ受けても「アイツはアレだから」という信念が揺るぎなく、病的に強い人々は、端的に勇者であり患者さんですよ。余計なお世話ですけどね、ワタシも患者だ。誰に何と言われようと、無条件で音楽の演奏が一番偉いと思ってるんだから。
 

 <しっかしテレビは、見るのは好きだけど、出るのは本当にファック>

 
 とはいえ学歴詐称従軍慰安婦問題の人たちが、鬼の首でもとった様に成るだろうなーコレ。と思った物件が2つあって、これが困った事に、どちらもテレビなんですよね(笑・支持してるのにさー)。

 
 ひとつは「情熱大陸」の字幕かナレーションかで、「上智」と明言もしくは明記されてしまっているらしい事(ワタシは、オンエアも観ておりませんし、オンエア後も一度も観ておらず、手元にDVDも無いので、ちゃんと確認出来ないのですが、オタクの皆様に以下同文)。

 
 これは冒頭、手の震えてる姉ちゃんのテキストを貼っちゃってた時期とさほど離れてないのでしょうがないんですが(「しょうがないも無いもんだろ」と仰られても仕方ないですが・笑)、ここはこのテキストの最重要な所なのでご理解頂きたいんですが、ああいう番組というものは(つうかテレビなんてみんな)

 
 事前に字幕とナレーションの確認なんかさせてくれないんですよ。凄くないか?

 
 まあ、身から出た錆ですし、あの番組のスタッフの方は、ワタシをとても大切に扱って下さったので、全く恨みに思っていませんが。
 

 ワタシは、手が震える姉ちゃんのテキストをコピペして、適当な奴らに適当に返事してました(日によっては訂正もしていたから、要するにグダグダだった訳ですが)。しかし、テレビはマスメディアであり、公器だと今でも思っているので(ウソばっかりの公器ですけどね。そこが良いんですよ)、もしこれを事前に見せられてたら訂正をお願いしていたと思います。

 
 だってテレビは偉いんだもん。ネットなんかより1万倍ぐらい。何せ、合法性が高いし。ネットがどんなに垢抜けてみせたって、非合法性があんなに強いのに法規制がほとんど無い。というだけで、誰かの陰謀で撒かれたドラッグとしか思えないですもん。人倫と経済をパイピングしておかしくしようとしてる奴らがいるんですよきっと。
 

 ネットの悪口をネットで書くと、「オレの大好きなネットを悪く言うな!!」って怒れば良いのに、遠回しに「菊地の文章は悪文」とか「つまんねえ」とかいってセコいやり返ししか出来ない、気の弱い人々に、ワタシは優しいからサーヴィスしちゃいますね。テレビの酷さは、ネットどころじゃないです(笑)。


<完全な余談なんだけど、今でもものすげえ恨みに思ってる事があるんで聞いて下さいよー!>
 

 ワタシ「有吉ジャポン」のパイロット版に出たのね。

 
 テレビのねえ、しかも純バラエティ班のPとかDとか、まあまあ結構なクソばっかですよ。台本見たら、ワタシの紹介の所に「歯に衣着せぬ毒舌で世相を斬る、人気ラジオパースナリティー」って書いてあったの(笑)。シーズン2とかの頃ですよ。1文字も合ってない(笑)。
 

 だから、長沼と二人で、本番前にADくんに言ったんですよ「これ全部、事実無根なんで、カットして下さい」って、勿論、ケンカ腰とかじゃないですよ。微笑みとともに、「宜しくお願いしまーす」みたいな感じで。

 
 そしたらそいつが、「解りました。この紹介文カットで」って言うから「はい、番組では音楽を流して面白い話ししてるだけなんで。すいません」って、頭まで下げたのね(笑)。

 
 そしたら、今から収録するぞ。っていう、ピンマイク付けて、セットに入る直前に、そいつが半ベソかきながら「すいません。あの~う。ここやっぱり、言い方変えて使えないでしょうか。<毒舌>無しで、<舌鋒鋭く>とか<世相を見事に斬る>とか」

 
 「え?何で?(微笑)」と、さすがにキレてみせまして。「だから、世相なんか斬ってねえよ。違う番組と間違えてねえか?言ってみろオレの番組の名前」
 

 とか言って凄んでる最中に「はいゲストの皆さん入りまーす」っていう声が聞こえたのね。ひっどいよねー。
 

 そしたらそいつが「お願いします。お願いします。だって、これだけだとパンチが無いから」って、本当に涙目で言ったんですよ(笑)。
 

「これだけだとパンチがない」

 
 言いたかないけど、コッチぁ熱烈なオファー受けて、断って断って、そんでも追っかけて来るから出たのよ(笑)。
 

 これがテレビですよ。
 

 ウソでもパンチが欲しいんだって(笑)。そりゃあメルトダウンなんか金輪際してないですよね(笑)。

 


 <で、まあ、話戻りますが、「情熱大陸」から幾星霜、もう流石にこの件も忘れていた頃、亡霊みたいに甦るのね>

 
 あれ、CSか何かだと思うんですけど、まだやってると思いますね。「バズーカ」っていう番組があって、小藪さんが司会で、まあ、番組はとても面白い訳。

 
 ワタシは、ヘンリーダーガーからミンガリングマイクを経て、格闘技団体の「ジ・アウトサイダー」に繋げる、所謂「アウトサイダーカルチャーの先生」みたいな訳で、まあ捕まっちゃった(笑)真木蔵人さんとか、辞めさせられちゃった高垣勇二選手とかと仲良く成って、良い事ずくめだったんですけど、いよいよ本番、セット入り、という時に
 


 「講師は、上智大学に入学したのに、1日で辞めてしまった事で有名な」
 


 って、思いっきりガナられたの(笑)。

 


 勿論、アナウンス内容の事前確認なんて、ある訳が無いですよ。普通にこういうのはダマなんですよ。「進行台本」には、おおまかな台詞の流れしか書いてないんですよ。総ての番組が相かどうか知りませんけど。少なくとも「タモリ倶楽部」はそうですよ(笑)。
 

 っていうか、「まだここがフックの人、いるんかのう」と、不思議な方言が飛び出してしまうほどビックリしました。もう腰が砕けてセット内で倒れるかと思いましたが、何とか堪えて無事本番を終えました。これは動画サイトで(恐らく)見れると思います。オフィシャルでやってるから。

 
 ここで、小薮さんとか、真木さんとかが見てる前で「ちょっと止めて止めて!いまのガナリ違います。言い直して下さい<地方の某三流大学に入学するも>に」なんて、とてもじゃないですけど言えないですよ。「パンチが無い」って言われるに決まってるし(笑)。

 
 「じゃあ、どこなんですか」「いやそれは勘弁して下さい。誰も知らないもん」「何て言えば良いんですか」「何も言わなくていいですよ」とか押し問答するか?収録現場で、ヤダよーそんなのー。
 

 出来なかったですねえ。これは悲しいよなあ。多重債務的に(笑)。主観的には苦笑しながら半ベソかいてたと思いますよ。

 
 なにせチーフPの人は、悪い人じゃなかったんですけど、パンクの恰好してるんですよ。

 
「大学出て、テレビ局に入って、サブカルエンタメ番組作ってるけど、オレのスピリットはパンクなんだ」という、事、、、、でしょうね(涙)。

 
 パンクは嫌いじゃないです特にニューヨークパンク。でも、日本でパンクって、マスメディアとかで上に居る人がこうやって使うんだな。そういえば、日本のパンクルックの人って(実際のパンクスを除けば)マスメディアの人ばっかりだな。コックさんにはいないもん。
 

 そして、この人の心には「上智に合格したけど、1日で辞める」が未だにオレの最大のフックに成ってるんだな、、、、ひょひょっとして、それ、<菊地さんってパンクだぜ>って事?、、、なのかしら、、、、とか思うと、もうそれは、悲しみ以外の何物でもないですね。その人が良い人だっただけにね。もう涙無くしては語れないです(因に、数年前、偶然歌舞伎町のコンビニで出くわしたら、出世して、アルマーニのスーツ着てました。このときも悲しかった・笑)。

 
 <とはいえ総ては自分がまいた種ですからな(「スペイン」を出して、狂信者を量産した段階で)>

 
 人のせいにしてはいけない。しかし、ネットにまいた種は、永遠に刈り取れません。半減期もないわけ。03年の自分に言ってやりたいですよ。ネットは怪物化/放射能化するぞと。ガッチガチに脇を固めて、誰に何を言われるか全部想定した上でかからないと、後々すんげえめんど臭せえぞと。

 
 ワタシは、フロイディアンの端くれとして、一点に凝縮された呪い、嘲笑、その混合などなどを命綱として、しっかり握って絶対離さない。離さないと死んでしまう人々がいることは仕方ないと思っています。キリストやマホメッドやピタゴラスが喋った事が、狂信者(アンチも合わせて)によって、ねじ曲げられ、何百倍にも成ってしまう事も。

 
 そういった事が、近代というものの数少ないメリットとして、20世紀になって、随分と薄れかけていた頃、ネットという道具によって、見事に復活している訳ですね。
 

 「菊地成孔bot」ってあったのね。あれ、やられてみれば解るけど、キリストに成った気分ですよ。自分の言った託宣が勝手に切り取られて、どんどん伝えられて行く、っつうのは。平和的に閉鎖をお願いしましたけどね。

 
 ですから、なんであれ誰かの命綱になっているのなら、それは微弱な意味で人助けですから(笑)、まあ、そんでいいかな、どうせ、ここまで書いても、更にケチがつくだけだと思うばかりですが、とにかくこれが事実の総てです。細部に微細な記憶違いなども多々あると思いますが、話しの胆というか芯の部分は間違っていません。

 
 なんで、どう評価されても構いませんが、「学歴詐称」は無いでしょいくらなんでも(笑)。「いい加減で胡散臭い奴」ぐらいで御勘弁頂きたく(笑・それは紛れも無い事実だからね)、次回は「<ハッピーマテリアル>のCDは踏んでません」です(アップは3日後になります)。これも、知らないうちにすげえデカくなってるの、話しが。驚いた(笑)。